喜怒哀楽の花

 
 道ばたに咲いている草花を見るたびに思うことがあった。
 
 
 
 
 青森県十和田市にある、三本木農業高校動物科学科の最大行事が「犬の祭典」であるという。
 

 午前9時、高らかに開会を宣言した瀧口孝之校長(57)は、こう続けた。
「どうぞ愛犬と一日を楽しんでください。犬や猫たちの殺処分ゼロを目指した『命の花プロジェクト』の鉢上げ体験にも参加してください」

 
 ここだけ読むと、殺処分ゼロに貢献できる素敵な祭典のようである。しかし、殺処分が税金で行われていること、その骨は産業廃棄物として処理されること、青森県動物愛護センターの担当者の一言が参加者の心に深く突き刺さることになったそうだ。
 
 骨を粉々にして肥料とし鉢植えの中に入れる。苗を入れ、メッセージカードが添えられて参加者に手渡される。これが「鉢上げ体験」という。参加者はこの骨を砕く作業が辛いのだという。殺処分の現場を見学した後のことなのだそうだ。
 
 
 
 
 
 君はどんな怒りだったの?
 
 君はどれほど楽しかったの?
 
 君はどれくらい喜んだの?
 
 君はどんなに悲しかったの?
 
 君は親に捨てられた命だったの?
 
 君は好きな人に捨てられた命だったの?
 
 そして君は、今月の誕生花だったんだね。
 
 
  
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