ホームでの救出劇、オーストラリアでも 50人が協力

 
 オーストラリア西部パースの駅で6日、電車に乗り込んだ男性がホームと電車の間に片足が転落した。駅スタッフが10分かけて救出しようとしたが全く動かなかった。その光景を見ていた乗客が自然と集まり、およそ50人が協力し、車両を押して傾けて男性を救出した。男性は無事で、電車は15分遅れて出発した。
 
 同様の事は昨年7月にさいたま市内のJR南浦和駅で起きた。女性がホームから転落したが、乗客ら駅員が協力して女性を救出する事ができた。
 
 さらにその昔、1986年(昭和61年)に国鉄北浦和駅(当時)で、午前7時過ぎに女子生徒(16)が入ってきた電車と接触して電車とホームのあいだに挟まれた。女生徒はぐったりとし、自力で上がれなくなった。付近にいた駅員や乗客ら十数人が協力し、電車を押し傾けて女子生徒を救出した。女子生徒は2週間のケガで「めまいがしてふらついた」と語っていた。
 
 パースの駅や南浦和の駅の写真を見て清々しいなと思うのは、救出している人たちの顔が映っていない事である。いつも利用している駅に、人知れず他人を助けた人たちがさり気なく電車が来るのを待っている日常が存在するのである。
 
 昨年の南浦和駅の救出劇では、乗客らが「せーの!」と掛け声を上げて重い車体を傾けた。パースの駅ではなんと言ったのだろう。「ワン・ツー・スリー!」だろうか。「スリーと同時か、スリーを言った後か」などと言っている暇は、善意の瞬間にはきっとなかったのであろう。
 
 
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★ Commuters Tilt Train to Rescue Man Who Got Stuck in the Gap(TIME・14/8/6)
 
 

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