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「父さん助けて詐欺」の疑い 現金授受で男を現行犯逮捕 愛知県警

  
 愛知県警捜査2課は詐欺容疑で名古屋市西区の無職の男(23)を現行犯逮捕した。男は「知り合いの男に頼まれただけだ」と容疑を否認している。
 
 県警の調べによると、男は同市天白区の男性(80)の自宅に長男を装って「会社の小切手入りの鞄を電車に忘れた」などとうそをつき、市内緑区の路上で現金を受け取った。男性は妻と長男と暮らしていたが、家族と会話が無く、3日間だまされていたことに気づかなかった。
 
 県警では別の詐欺事件でマークしていたこの男を尾行していたところ、男性から現金を受け取るところを確認し、その場で取り押さえた。
 
 警視庁が公募して決定した「母さん助けて詐欺」であるが、それなりに効果は出ているのかもしれない。とにかくこの手の詐欺があるということを知ってもらうことが目的であり、話題になったことは有益だ。ネーミングの感覚はともかく、この名前が年配の方たちに浸透すれば良い。
 
 この手の詐欺は振り込み型ではなく、自宅まで金を取りに来る形が増えている。大胆な犯行であるが、街にある防犯カメラから足が付く可能性もある。顔をさらけ出すには相応の覚悟を持ってした方が良い。
 
 千葉県松戸市では、市内のタクシー会社と千葉県警松戸署、松戸東署が協定を結び、タクシー車内にあるドライブレコーダーを事件事故発生時に警察に提供することとなった。車内カメラであると、低い位置からの撮影が期待でき、犯人の顔が映っている可能性があるからだという。
 
 最近話題の眼鏡、「グーグルグラス」ではウインクすると撮影することが出来るという。みだりに撮影されてはプライバシーの問題もあるが、事件事故に遭遇したときに、不審者を目撃したときに威力を発揮するかもしれない。
 
 ネーミングや機器の発達も心強いが、防犯で大切なことはそうした事件があることを忘れないことである。「母さん助けて詐欺」などを企てる悪い輩の存在があることを、何度でも家族で話すべきである。
 
 詐欺師というのは往々にして演技力が問われるが、捕まってみればただの大根役者である。
 
 
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★ 「父さん助けて詐欺」容疑 5百万授受、その場で逮捕(産経新聞・13/6/7)
★ 同居も「おれおれ」気づかず 詐欺容疑で男逮捕 愛知県警(時事通信・13/6/7)
 
 

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