買うものと捨てるもの

 断捨離という言葉が流行っている。友人は「新しい物を買ったら必ず何か捨てる様にする」と言っていた。友人の真似をして部屋の整理をしようとするが、ずぼらな性格もあってかなかなかキレイにならない。
 
 理科の教員をしていたという方とお話しをした。最期についてお話しをしたときに、「海への散骨がいい。理科の教員だからという訳ではないが、自然に帰ってリサイクル、輪廻転生するのがいいと思う」と述べられた。
 
 日本の場合は火葬だが、亡骸を焼くと水素と炭素が発生する。残りはナトリウム、塩素などであるという。そうした物質は海や土に還ることで石油になったり植物や小動物の栄養となる事は前に書いた。
 
 しかし骨壺を墓の下に置くだけだとこのリサイクルがされない。元教員の方はこの点が納得できない、というのだ。
 
 最近は海への散骨(全部は法令により不可)の他に、土に埋めた骨の上に木を植える「樹木葬」も人気が高い。墓参りは故人のためではなく、手を合わせる人の気持ちのよりどころの意味合いが強いと感じる。そのため、何らかの時期に墓参りをする人が途絶えたとき、故人は土に還ることが出来なくなるのは不憫である。
 
 物質がリサイクルを経て新しい物に変化する。食べ物、飲み物、そしてイス、机、車。あらゆる物質が生活になじんでいるが、かつては生命体であった可能性がほとんどである。
 
 つまり、物を大切に扱わないというのは、遠い昔の生命体に対する冒涜行為となりうる。不必要な物は買わず、捨てるときにはリサイクルに回す事は重要なのである。
 
 人間とはなんと複雑な作りの身体なのであろう。しかし水分が8割も占めている事を考えれば、水の重要性が分かる。最近夏になると水がとても美味しい。身体の中にある多くの物質が、水分と相性が良いように感じる。疲れたら水分補給を勧めたい。部屋の整理だけではなく、自分の身体へも断捨離を。
 
 ちなみに、我々が普段口にする飲食物は生命体かその死骸であるが、水以外の物質で生命体ではないものが1つある。何だかお分かりだろうか。

今日はこどもの日。新しい生命体が瑞々しく感じる日である。
 
 
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