看守が受刑者に便宜 覚醒剤を譲渡し逮捕 馴れ合いの危険 東京・府中刑務所

 今ひとつ動機がわかりにくい事件である。東京・府中刑務所(府中市)の看守の男(31)が受刑者の男(32)に覚醒剤を渡し、受刑者の男も所内で使用したとして、覚せい剤取締法(譲渡・使用)の疑いで警視庁組織犯罪対策5課と府中署に逮捕された。2人とも容疑を認めている。
 
 看守は「以前から男に菓子を渡すなどの便宜を図っておりエスカレートした」と話しているが、受刑者の男に頼まれて関西地方まで購入しに行っていた。現金などの授受は無いという。
 
 発覚したのは、2人の動向を不審に感じた所内幹部が看守の男を調べたところ、覚醒剤譲渡を認めたため、付き添って府中署に自首させた。
 
 矯正施設内で起きる犯罪というのは、馴れ合いが度を過ぎたときに発生する。しかし馴れ合いというのは、刑務所や警察署だけにとどまらない。
 
 企業であれ友人関係であれ、馴れ合いが空気をよどませる。築き上げた人間関係を崩壊させるのはそうした隙のある行為だ。
 
 しかし誰でも度が過ぎた言動をしてしまうことがある。悪気が無くても人を傷つけることがある。だから間違っていると思ったら声を上げなくてはならない。今のは間違いでした、あなたは間違っています、そういう正しい物言いが人間関係を修復させる。
 
 覚醒剤などはもってのほかだが、人とのつながりに間に入れる物は無い。言葉で真摯にやりとりができない者は何も言わない方が一生幸せなのかもしれない。
 
  
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★ 組織内犯罪を防ぐにはどうするか(本ブログ・12/7/18)
 
 

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