住みたい街ナンバー1で起きた悲劇 絶たれた若い命 東京・吉祥寺強盗殺人事件

 東京・武蔵野市の吉祥寺は都内の「住みたい街ランキング」でトップに躍り出る。自由が丘や下北沢がその後に続く。この3つの街には共通点があり、人気があるのはよく分かる。
 
 その1つに交通の便がよい点が挙げられる。いずれの街も電鉄2路線が利用でき、都心へのアクセスが簡便だ。街そのものが十分便利であるのに、新宿、渋谷や横浜方面に行け、贅沢な交通の利便性を甘受できる。
 
 吉祥寺に限って言うと、近くに井の頭公園や動物園があることから、繁華街の喧噪を離れて時間の呪縛から解放されて過ごすこともできる。そんな吉祥寺で発生した、今回の事件現場から徒歩30秒の所に8年住んでいたことから、本件はあまりにも衝撃的である。
 
 2月28日未明、武蔵野市吉祥寺本町の路上で、女性(22)が血を流して倒れているのが見つかった事件は強盗殺人事件と断定された。警視庁組織犯罪対策2課と武蔵野署は、少年2人を強盗殺人容疑などで逮捕した。亡くなった女性は青森県むつ市出身。吉祥寺には1月に引っ越してきたばかりであった。
 
 「一人の女性を狙っていた。金を奪う目的で殺した」などと供述している少年。逮捕後は「取り返しのつかないことをしてしまった」と話しているという。
 
 報道では、最近の吉祥寺は治安の悪化が懸念されているとあった。しかし、バブルの頃の方が物騒で、最近でそれを感じたことは無い。確かに落書きやけんかもあったが、それは繁華街特有の光景と感じていた。しかしこの事件をきっかけに、吉祥寺が「怖い街」となってしまうとしたら残念である。
 
 近隣商店街では防犯カメラの設置を考えているという。ただ、防犯カメラというのは事件後の捜査には役立つが、本件のように確信的に事件を起こす者にとって抑止力となるのかは疑問である。振り込め詐欺のいわゆる「出し子」も顔がカメラに写ってしまうことくらい分かりそうなものなのに、なかなか無くならない犯罪であることが象徴している。
 
 「住みたい街」である吉祥寺や自由が丘、下北沢にはもう1つの共通点がある。それは「歩いて楽しい街」ということである。少し歩けば小さな雑貨屋やカフェを見つけることができ、チェーン店とは違った楽しさを味わうことができる街なのである。
 
 「吉祥寺の西側」と言える部分には「中道通り」、「昭和通り」、そして今回の事件現場となった「大正通り」がある。いずれも小さなお店が軒を連ねており、歩くととても楽しいところである。そんな「大正通り」で若い女性の命が絶たれた。
 
 今年の桜の開花予報では、東京は3月下旬にソメイヨシノが楽しめる。「大正通り」近くには私立校があり、ここの桜がとても綺麗である。
 
 
 
 
 導かれし若き魂よ 桜咲くまでこの地で眠れ
 
 桜舞うとき その花びらにのれ
 
 里の雪溶けるころ その花をその地に落とせ
 
 武蔵野の新緑の季節に むつの地でその花 鮮やかに開花させんことを
 
 
 
  
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