英語のYOUは文字変数?

 日本語には二人称として「あなた」「きみ」「おまえ」「きさま」などと色々な呼び方があるが、英語の場合は古語で”THOU”があるものの基本的に”YOU”しかない。そう考えると、英語の”YOU”にはあまり意味がないのかもしれない。
 
 日本語の二人称が多いから感じることだが、youは文字変数的な役割を担っている可能性もある。「ありがとう」は thank you と慣用表現として使われているため、youの存在にありがたみがない。thanksと簡略する事もできてしまう。
 
 一般論を言うのに新聞などで”you”を主語にしてすることがある。このときは「あなた」とは訳さずに一般的な人々を指す。こうなると「あなた」という意味の価値が薄くなる。
 
 ” What can I call you?”(なんて呼びましょうか)というのも、youの役割だとあまりにそっけないためだと考えることができる。それで”Call me Al.”と言うことで、直後から”Al”と呼ばれたとしても親しくなったわけではないものの、youに比べると格段に認識されている。
 
 つまり、youとしか呼ばれなければ、その存在は変数 xやyのように何にでも変化する変数のままだ。だから相手を尊重して名前を覚えたいものである。
 
 ただ、その文字変数も絶大な効果をもたらすことがある。主観的にyouを述べる時であり、感情を入れる時である。それは何事にも変えられないタイミングが必要である。例えば、”I love you” という瞬間は、目の前にしかいない人にのみ使われる絶対値である。
 
 姪のチョラちゃん(3)が、母親に向かって「おまえ!」と言って母親に注意されていた。こういう時はyouしかなければいいような気がする。しかし表現豊かな日本語をたくさん覚えて、多くの人に愛されるような言葉を使える子に育って欲しい。
 
 You are チョラ. But チョラ is not “YOU.” チョラ is always only one. (^^)
 
 
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★ 小学校 英語より国語が大切(本ブログ・06/10/4)

chora

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