歌と私

 聴くほうではなく歌うほう。知人がSNSでコーラスなどを始めたい、と書いていた。そんな趣味があったのかと驚いたが、彼女とカラオケに行った時に高音が特徴的であったことを思い出した。下地がきっとあったに違いない。
 
 私はかつてボイストレーニング(ボイトレ)を習っていたことがある。カラオケなどは大声を出せばいいものだと思っていたが、何も知らないで声を出すと単純にのどを痛める。ボイトレでは基本的な立ち姿勢や腹式呼吸の方法を教わった。
 
 練習には市販のCDを使って練習。カラオケ店などで演奏部分だけを録音したものをレッスンで使用する。30分のレッスンだが、なかなか密度の濃い時間を過ごせた。女性の先生が歌ってみせると本当にのびのびと声が出る。見ているとうっとりしてしまう。
 
 「Nonoさんはちょっと声にフラットがかかっている」と言われたり、「歌詞を読み上げる時は感情をしっかり入れて歌うということが大事」などという指導を受ける。いい加減に歌っていると聴く人に通じないのである。
 
 なかなか褒められない3年間のレッスンであったが、1度だけ嬉しかったことがあった。フルコーラス歌い終わった後、先生が「うん…」と言うので「どうでした?」と聞くと、「ちょっと、グッと来た」と言って微笑んでくれた。
 
 歌が苦手な人でも相手に言葉を届けることはできる。そこに音が付くということは、言葉以上の言葉が聴く相手を心酔させること。あなたが歌えば、悲しい思いをしている人に太陽の光がかかるであろうし、涙を流している人には虹がかかる。聴かせる行為を見せるということで、救われる人たちもいるかもしれない。歌うべきです。
 
 
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★ ボイストレーニング・スタジオ センス&ボイス
 

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