狂犬病予防のスーパー酵素を開発 ウイルスを破壊 大分大学

 大分大学は、狂犬病ウイルスを破壊する「スーパー抗体酵素」の開発に成功したと発表した。同大によると、人から取り出した抗体を持つ遺伝子を使ったケースは世界で初めてで、現在狂犬病に有効な治療法がない中、人への応用が可能になれば、致死率がほぼ100%の狂犬病を治療できる可能性がある。
 
 狂犬病を基本的に撲滅できているのは、日本、台湾、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、キプロス、ノルウェーなど大半が島国である。それゆえに隣国から病原菌が侵入する可能性は極めて低い。最近の日本では06年にフィリピンから帰国した男性が狂犬病を発症し死亡したケースがある。
 
 イヌが主に感染源となっているが、イヌ以外の動物からも感染する。特に衛生状態が定かではない海外の地域で野生動物に触れる行為はやめた方がいい。日本では撲滅しているが、飼い主には狂犬病ワクチンの接種をイヌにさせることが義務づけられている。罹患したら間違いなく死に至るので責任は重い。罹患したイヌなどにかみつかれれば、唾液が傷口から入って感染する。
 
 狂犬病は脳神経が冒され、水を飲むと咽喉部分が激しく痛むことから、水を恐れる「恐水症(hydrophobia)」などとも呼ばれる。唾液を飲み込むことができないので口から排出する。精神的錯乱を引き起こし、筋肉のけいれん等を経て昏睡状態になり絶命する。
 
 厚生労働省によれば、世界ではおよそ5万人が狂犬病で死亡している。大分大の開発ワクチンは人間への応用に数年かかるそうであるが、不治の病から治せる日が少しずつ近づいてきている。
 
 
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★ 狂犬病:ウイルス破壊のスーパー酵素 大分大、治療に光(毎日新聞・12/2/28)
★ 狂犬病について(厚生労働省)

※ 以下2つは狂犬病患者の動画。衝撃的であるので注意。残りの2つは狂犬病とは無関係の動画です。 
 
狂犬病にかかったこども


狂犬病にかかった大人

 
 かんべんしてよぉ〜

優しい柴犬

 
 

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