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世界最大級ガス田をモザンビーク沖で発見 三井物産 非原発エネルギーは民間頼りか

 三井物産は、アフリカ南東部・モザンビーク沖合で世界最大級の埋蔵量である天然ガスを確認したことを明らかにした。三井物産は20%の権益を保有をしており、液化天然ガス(Liquedfied Natural Gas=LNG)日本の年間使用量(約7000万トン)の1割弱が日本向けとなる計画。
 
 同社はアメリカ石油ガス大手などと探鉱しており、ロシアの石油・ガス田「サハリン2」の埋蔵量を上回る。モザンビーク政府らと事業家を協議しており、2013年末までに事業計画の結論を出す。
 
 原子力発電所が軒並み稼働停止となっている状態で、期待されているのは火力発電。その燃料となるのが液化天然ガスだ。技術の向上で掘削が容易になったことも天然ガスに期待が高まる。
 
 日本は電力の3分の1を原子力に頼ってきた。産業の繁栄も「夢の発電」と言われた原子力政策に依存してきた部分も多いだろう。しかし原発事故は引き起こした代償はあまりに大きく、大震災に暗い影を落とした。
 
 人や食物が汚染されているのというのに、自然エネルギーに転換しようという空気はない。例えば地熱発電は世界で第3位のエネルギー埋蔵量を誇るのに「国立公園などに指定されている」という理由でやらない。これだけの事故を起こしたのにもかかわらず、エコなエネルギー政策を推進します、と言わない国は海外から見れば奇異に映るかも知れない。
 
 三井物産のような民間会社に電力政策を担ってもらうしかないのか。旗振り役の日本政府も自治体も、汚染された地域の状況に多少なりとも情けを感じないのか不気味である。
 
 
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★ 三井物産:世界最大級ガス田 モザンビーク沖で確認(毎日新聞・11/11/29)
★ モザンビーク共和国(外務省)
 
 

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