金ドン!の「気仙沼ちゃん」が欽ちゃんと震災後初の再会

 密かに気になっていた人であった。1977年、フジテレビ系列の「欽ちゃんのドンとやってみよう!」に出演していた「気仙沼ちゃん」こと白幡美千子さん(56)が仙台市内で6日、かつての師匠である萩本欽一さんと再会した。
 
 欽ちゃんは「俺を見たら嬉しくて泣くと思ったけど、たくましくてほっとしたよ」と感想を述べた。白幡さんは「一緒に仕事をしたのは1年だけなのにずっと気にかけてくれて本当に嬉しい」と気仙沼弁で喜んだ。2007年には番組の収録で20年ぶりの再会を果たした2人だったが、震災を機に再び会うこととなった。震災後は欽ちゃんの元に「気仙沼ちゃんは元気です」というメールが多く届いていたという。
 
 白幡さんはオーディションで合格し、1977年から78年に「金ドン!」に出演。素朴な人柄が受け、気仙沼出身であることから「気仙沼ちゃん」と呼ばれて人気者となったが「芸能人としての限界」を感じて引退した。
 
 白幡さんは気仙沼市の離島・大島で民宿を営んでいるが、津波の被害に遭い1階が浸水しライフラインがなかなか復旧しない中、避難所で生活を送った。1年後を目処に民宿再開を目指しているという。「毎日が休業日」と周りを笑わせた白幡さんは「これを機に欽ちゃんに『狭い』といわれた風呂を大きくしようと思う。悲しい話は胸の奥に閉まって、前よりもっといい宿にしたい」と話す。
 
 いい出会いがあるというのは素晴らしいことである。そして大切なことは、その出会いを継続させる人間関係を作っていくことである。新しい縁をひたすら追い求めるのではなく、小さな出会いを終わらせないようにすることである。ささやかな人との触れあいが人生を触発することもあるのだ。自分のために出会うのではなく、出会った人のために出会うべきである。
 
 七夕前日ではあったが、欽ちゃんと白幡さんのような再会もいいものである。七夕の時だけではなく、空はつながっているところがいい。場所を区別しないところがいい。そして空は過去を語ることのできる大きなスクリーンであり、未来を描くことのできる大きなキャンバスだ。
 
 
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★ 欽ちゃん、被災した気仙沼ちゃんと再会(読売新聞・11/7/7)
★ 「悲しい話は胸の奥に」気仙沼ちゃんが欽ちゃんと震災後初の再開(産経新聞・11/7/6)
 
 

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