言葉のリサイクル

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金沢の傷害事件は”被害者”大学生の狂言だった 「自分で刺した」(2011.1.19)

 金沢市もりの里の歩道で18日夜、徒歩で帰宅途中の金沢大学4年の男子学生(22)が「男に刺された」事件があったが、その後の調べで男子学生の狂言だったことが分かった。男子学生は「単位が足りず卒業できない。就職も決まっていない。自殺するつもりで自分で刺したが、失敗したので人に刺されたことにした」などと話している。石川県警金沢中署では軽犯罪法違反(犯罪の虚偽申告)容疑で書類送検する方針。 
 
 同署によると、学生の話には刺された場所や状況などに曖昧な点があったため問い詰めたところ狂言だったことを認めた。「うそをつき通せないと思った。反省しています」と話しているという。
 
 かつてない就職氷河期であり若者の就職率は低迷、就職活動を重ねている若者の、「一体何の仕事をしたいのか分からなくなった」という言葉が印象的だった。
 
 大学全入時代となり、高校から大学に進学する若者が増えている。不況の折、新卒者を受け入れたがらない企業があるが、新卒者のライバルとなっているのが海外からの就職組である。母国語の他に英語や中国語ができる優秀な学生が日本に集まっている。そんな彼らも日本の若者のライバルとなっている。
 
 つまり、今の雇用状況で楽に就職できている若者は多くはない。事件を起こしたの男子学生は単位が無く卒業できない、就職も決まっていない、という理由で狂言を働いたが、この程度の理由が犯罪に及んでよい理由にはならない。この”事件発生”のために、付近の住民がどれだけ恐怖におののいたか考えたことがあるのだろうか。行動が稚拙で甘すぎる。
 
 不安なことは1つや2つ持っていた方が良い。何も不安を考えることなく生活していれば落とし穴に落ちる。男子学生も今は不安でも、それを打破できる転機が必ず来る。転機を来させるような努力を無我夢中で脇目も振らずにやったらいい。周りを見れば、たった一人の孤独な就職浪人ではないことに気付くはずである。
 
  
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★ 通り魔:「就職無く自分で刺した」大学生の自作自演 金沢(毎日新聞・11/1/19)  
★ 「刺された」金沢大4年生は自作自演か 県警捜査(産経新聞・11/1/19)
 
 

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