身近な犯罪撲滅を 病院や塾に地域の犯罪情報提供 警察庁

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 地域社会の連帯感を強めて犯罪防止に役立たせようと、警察庁は、地元の施設や企業などに防犯活動への参加を働きかけるように、全国警察本部に指示をした。同庁によると、刑法犯認知件数は7年連続で減っているが、性犯罪や空き巣、振り込め詐欺などは依然として目立っている。
 
 これは犯罪が大きくなる前に、地域の草の根活動から犯罪抑止をするのが目的である。これまでも、ひったくりに遭わないように美容師が客に話して”口コミ効果”で防犯に役立てる試みがあったが、今回の警察庁の通達はこうした活動を広げようとするものだ。
 
 さらに「万引きはゲートウェイ犯罪」とし、万引きを事件化して窃盗罪として積極的に取り締まる、落書きやゴミのポイ捨てを器物損壊罪などで積極的に取り締まるように通達を出している。こうした考えは、いわゆる「ガラス窓理論」である。ちいさな風紀の乱れから、街の治安が悪化するのを未然に防ぐという考え方だ。
 
 昨年のエントリで「花を育てて防犯効果」という内容を書いた。人通りの少ない路地に花を植えることで、それを見に来る近所の人の往来が多くなり、結果として不審者を寄せ付けずに済むという考えだ。実際に行ってみたが、遊歩道に多くの花が咲いていてきれいだった。ここの遊歩道というのはもともと川であったところだが、フタがされて”暗渠化”されている。ゆえに殺風景な住宅の間の小道というイメージだったが、草木が多く植えられることで全く見違えるようになった。
 

すべて無施錠 就寝中の性犯罪被害者 福岡県警

 
 福岡県警は、昨年確認された性犯罪事件のうち、自宅で就寝中に被害にあった約30件がすべて無施錠の玄関や窓から侵入されていたことを明らかにした。県警では「高層階でも安心せずに戸締まりを徹底して欲しい」としている。県内の性犯罪認知件数は強姦84件、強制わいせつ355件となっている。
 
 こうした状況に対して、県警子ども・女性安全対策課は、強制わいせつや盗撮、痴漢、つきまとい行為などの容疑で摘発、警告した男約70人に対して心理調査を実施。それによると、警戒心の有無などや服装で被害者を選んでいた。逆に犯行を諦めた理由が、人通りが多い、警戒心が強い、複数で行動している、などとなっている。
 
 空き巣と違い、特定の人物を狙っている点で、性犯罪というのは恐ろしいものだ。自宅は決して安心ではないことを肝に銘じて帰宅したら即施錠をこころがけていただきたい。強姦事件は一般に報道されにくいが、福岡だけでもかなりの被害者がいることが分かる。記事になっていないだけで、辛い思いをしている被害者がいる。規範意識のない野獣の餌食にならないようにご注意を。
 
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★ 女性の皆様ご注意を 性犯罪、福岡がワースト1(本ブログ・08/9/7)
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★ 塾や病院に地域の犯罪情報提供 連帯強化狙い警察庁指示(朝日新聞・10/4/21)
★ 就寝中の性犯罪被害、すべて無施錠 高層階4割(読売新聞・10/4/21)
 
 

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