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杉並区長、前横浜市長ら「日本創新党」を結成 参院選では「5議席以上」目標

 山田弘・東京都杉並区長、中田宏・前横浜市長、斉藤弘・前山形県知事ら、現役主張、首長経験者が新党を結成した。「日本創新党」を旗揚げした。
 
 党首の山田氏は「日本を根こそぎ改革したい。自由で力強い日本を目指し、国家、地方、国民の自立を基本目標としたい」と述べた。夏の参院選については目標獲得議席を「できれば5議席から10議席」とした。
 
 かつて杉並区民だったので、山田区長の手腕には注目している。「プライバシーの侵害」と、住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)への不参加を表明(当時)したり、レジ袋有料化を促進するなど独自の政策を打ち出した。
 
 大阪では19日、橋下徹・大阪府知事が「大阪維新の会」という地域政党を発足させ、行政サービスの向上を図ることがうたわれている。東京都と23特別区をモデルにしたインフラ整備を進めるという。大阪市、堺市を中心に周辺の市と統合し「大阪都」の実現を目指す。
 
 民主党政権の政策が今ひとつふるわず、大きな支持があったのは「事業仕分け」や「子ども手当」のくらいである。マニフェストを修正しなくてはならないという声もある。野党に転じた自民党も強い追求をすることがなく、これだけ存在感の無かった政党だったかと辟易する。
 
 こうした状況に危機感を感じ、新党「立ち上がれ日本」や、「日本創新党」などが次々立ち上がること自体は良いと思う。しかし忘れてはならないのは、喫緊の課題をおざなりにすることなく新たな船出をしていただきたいということだ。児童虐待事案はなくならず、児童相談所を始めとする行政の対応は急務だ。介護の問題、そして独居老人の問題は80年代からあることであるが、解決していることはなく、長寿のお年寄りに対して「後期高齢者」という名の保険サービスができただけだ。
 
 新党の旗揚げは、その船出をする目的が、新しい島を探すだけではいけない。出港する港のことも真摯に考えなければ、その船を迎え入れる住民は誰もいなくなることを肝に銘じていただきたい。
 
 
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★ 現役首長らが新党「日本創新党」を結成(読売新聞・10/4/18)
 
 

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