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母親への人的なケアを 乳児揺さぶり殺人にみる

 
 大阪府堺市で生後2ヶ月の長女を揺さぶった結果殺害したとして、殺人容疑で逮捕された母親(24)の逮捕に、母親を知る女性は、マタニティ教室で一緒だった母親と事件との落差に驚いたという。母親は長女を殺害する前に、堺市の保健センターを訪れ、「娘をたたいてしまう」「可愛いと思えない」などと”窮状”を訴えていた。堺市は話を聞いてはいたが、具体的な策を講じることはできなかった。
 
 子どものいる知人によれば、例えば週に3回、1日4時間程度、家事などを手伝ってくれる人がいると助かるという。実際に知人の住む自治体では、1回2時間で掃除や洗濯そして買い物などを手伝ってくれるヘルパーさんがいるというが、「それでは足りない」という。知人の場合は近くに両親が住んでいるので何かと頼れる部分が多い。その友人女性も双子を育てており、両方とも泣き出すとノイローゼに近くなり母親に助けを求めるのだという。
 
 誰もが最初は育児の初心者であり、人的な援助がないと母親一人で抱え込むことになり、こうした事案は今後も続くという懸念がある。子ども手当も良いが、知人は「これでは子どもが見殺しにされる例がまだ続くだろう」という。
 
 親が近くにいなくても夫の帰宅が早ければいいが、恵まれた環境に誰もがあるわけではない。殺人容疑で逮捕された母親のような例を出さないためにも、早急に人的支援をする必要がある。乳児の泣き声に悩まされるのか。できれば子どもの笑顔に癒される精神的な余裕を作る必要がある。
 
  
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★ 乳児揺さぶり殺害、孤立した育児「ひとごととは」(読売新聞・10/3/24)
 
 

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