言葉のリサイクル

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開花宣言の空 空が絵になるとき

 
 東京の桜が開花したそうなので近所を歩いた。近くの高校はまだ咲いていないし、公園の桜も期待はずれだった。場所によって咲いているところとまだつぼみのところとあるようだ。公園は多くの人で賑わっており、犬と散歩をする人たちも多い。
 
 犬というと、ミニチュワシュナウザーという種の犬が2匹いる。ペコはきかん坊だが甘えん坊。早朝に散歩に連れて行こうとすると、まだ眠くて行きたくないのか「ウーッ」とうなって威嚇してくる。仕方ないので、年長のナナだけを連れて行くことにした。
 
 いつものルートを回って散歩終了。ここでナナは一眠りするはずなのだが、ペコが続いて散歩に行こうとすると、一緒に行こうとした。いま散歩から帰ってきたばかりのナナに見られる最近の症状はこれだ。つまり、散歩をしたことを忘れてしまっているのだ。結局もう一度、ナナはペコと早朝の散歩に出かけた。
 
 最近は犬でも人間同様の病気にかかる。ストレスから不安定な状態になる犬もいるし、不安のあまり自分の脚を出血するまで噛んでしまう犬もいるそうだ。ナナはもともと臆病な犬であったが、意味不明の鳴き声を上げたりすることがある。いつもおどおどしているナナも幼いころは元気だった。当時飼っていた犬にケンカを売るくらい元気だった。しかし12歳ともなると衰えは出てきてしまうのだろう。何となく心配なナナである。春の陽気に身を任せて気分が良くなればいいと思う。
 
 それにしてもきれいな青空だ。青空だけ切り取って写真を撮りたいが、それでは絵にならない。空が絵になるときは2つある。1つは背景としてのそら。そしてもう1つは、巣立ちをしようとする鋭気が大空に飛び立つ瞬間のそらである。
 
 
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