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日米合同チーム、てんかん防止のたんぱく質を特定 新抗てんかん剤へ光

 アルバイトをしていたときに常連の女性客がいた。その女性は突然意識を失って倒れることなどがあったが、どうやらてんかんの持病のあることが分かった。女性は以前に転倒して頭を強打、それ以降てんかんの発作が起きるようになった。抗てんかん剤を服用していれば発作はないのであるが、その時はたまたま発作を起こしてしまったようである。
 
 てんかんの発症を防いでいるたんぱく質があることを、自然科学研究機構生理学研究所の深田優子准教授(神経科学)ら日米のチームが特定した。同教授は「てんかんの新たな発症メカニズムの一端を解明できた。新しい抗てんかん薬開発につながる可能性もある」と話している。
 
 てんかんは発作のメカニズムがよく分かっておらず、人口の約1%の人が発症する病気。てんかんの発作が起きた人が目の前にいたら、かつては舌を切らぬように口の中にハンカチを入れるなどの処置を施すことが大事であると言われていたが、それは誤りであるらしい。中に何かを入れる際に患者に手などをかまれたり、患者が窒息するなどの危険があるので、発作が治まるまで何もしないのがよいのだという。発作が起きたときにケガをしないよう、周りにあるものに気をつけるという程度のことであるという。
 
 ただし、けいれんの有無に関係なく、意識の混濁が断続的に続いたり、発作が長く続くなどした場合は救急搬送が必要になる。
 
 不安を抱えて生活している患者さんにとって朗報である。こうした研究をしている人のおかげで、病気に苦しむ人が重荷を背負わずに生活する日が近づきつつある。
 
 
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★ てんかん:防止のたんぱく質を特定 日米のチームが(毎日新聞・10/1/26)
★ 発作に出会ったら(社会法人 日本てんかん協会)
 
 

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