救助ヘリが山中に墜落、3人死亡 2人は間一髪 岐阜・高山(2009.9.11)

 11日午後3時28分ごろ、岐阜県高山市の山中で救助要請を受けて出動していた県の防災ヘリが墜落した。この事故で岐阜県防災航空隊の操縦士(57)、整備士(57)、副隊長(34)の3人が死亡した。墜落した場所は同市飛騨温泉郷神坂の岩場、ジャンダルム(標高3163メートル)付近。岐阜と長野の県境になる。
 
 救助に向かったヘリには5人乗っており、現場で岐阜県警山岳警備隊員と医師が降下した後に、上空のヘリの後部が岩場に接触した可能性があるという。先に降下していた2人が県警高山署に通報した。
 
 岐阜県によると墜落したヘリは「若鮎2」。死亡した操縦士は飛行時間5740時間のベテランで、97年に航空自衛隊を退職後に操縦士として県に採用されたという。事故機は消防や救急活動に使われていた。
 
 岐阜県によると、現場付近から「登山中の男性が心肺停止状態になっている」と出動要請を受けて、各務原市の県防災航空センターを出発。途中で一部の乗員を乗せ替え、現場上空で2人を下ろした後にヘリ後部が岩壁に接触し墜落炎上した。
 
 岐阜県警のヘリが死亡した3人の遺体を収容、また救助要請していた心肺停止状態の男性(64)は長野県警のヘリが病院搬送したが、死亡が確認された。
 
 事故後に現場に向かった県警航空隊長によると、「事故の約30分後に現場に着いたが、ガスがかかっていて視界が悪かった」という。現場周辺は捜索・救助活動が特に困難な場所だと岐阜県警幹部が語っている。
 
 その後の調べで、先に降下した救急隊員と岐阜県警山岳救助隊員が降下中に「バン」という乾いた音がし、上を確認するとヘリが横向きになっていたような状態になっており、危険を察知してフックのカラビナ(留め具)を外して危険を回避したという。
 
 国土交通省の事故調査委員会は調査官3人が現地入りしたが、悪天候のために明日以降に調査をする。
 
 
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