笑える? モデルさんのように笑顔を作るのは難しい

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 先日、街角でスチル撮影をしているモデルさんを見た。服装から推測するに、これからの季節にふさわしいファッションモデルだ。年は20代前半くらいで細身の美人。見ていてモデルさんが凄いなと思ったのは「はい、お願いします」というスタッフの合図でニコニコっと笑えるところだ。前にも書いたが、ファッションショーの裏側にうっかり潜り込んでしまったときも、舞台裏のモデルさんに驚いた。神妙な面持ちをしているが、出番となると急に表情が変わる。プロというのは凄い。
 
 そういえば自分は最近、写真に写ってもあまりいい笑顔が出せなくなったような気がする。幼かったころのアルバムを見たときに母親に言われた。「おまえは小さいころ自然の笑顔が出ていた」と。確かにその通りで、思い出の地の写真に写る自分は本当に楽しそうでかわいかった。
 
 人の喜怒哀楽の中で最初に表現するのは泣くこと。赤ちゃんは全身を真っ赤にして凄い声で泣くが、そのうちに怒ったり笑ったりすることを覚えて大きく成長していく。何の迷いもなく無邪気だった若いころは馬鹿が付くくらいに大笑いできた。しかし最近は年のせいか、笑うことよりも泣くことの方が得意になってきてしまった。
 
 日本人は自分のことを「涙もろい」と思っている人が多いようであるが、涙にはいくつか種類がある。嬉しいときのなみだ、悲しいときのなみだ。それに加えて相手を想像したときに出るなみだ、経験から来るなみだ。
 
 大人になるとあまり人前では泣かなくなった。それが蓄積されているせいか、独りで泣くときとなると大量の涙が出るようになった。それもグシャグシャになるくらいに、はっきり言うときれいなものではない。「粒」のようなきれいな涙ではなく、本流からあふれ出た支流の川のようだ。
 
 笑顔も涙も共通点がある。それを人に見せれば感情を共有できるということだ。こちらが微笑めばあちらも微笑む。時に社会が堅苦しく感じるのは、自分の感情を見せる相手が少なくなってきたからかも知れない。
 
 一緒に泣けるような人間関係があるならば、それは一生大切にしたい友人である。一緒に笑うだけなら他人でもしてくれる。しかし一緒に泣くことを他人はしてくれないからである。
 
 
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