航空自衛隊、北朝鮮機にスクランブル発進 2009年4月

 防衛省統合幕僚監部(統幕)は、4月上旬に日本に向かう北朝鮮機と見られる国籍不明機に対して、航空自衛隊機が緊急発進(スクランブル発進)をしたと発表した。北朝鮮機へのスクランブルは能登半島不審船事件以来10年ぶり。当時は北朝鮮が日本上空を越えるミサイルを発射した時期になり、日本海には海上自衛隊のイージス艦2隻が展開中だった。
 
 統幕によると、日本側への事前連絡が必要な防空識別圏を越え、日本領空に接近する国籍不明機が数回レーダーで確認され、小松(石川)、築城(福岡)、百里(茨城)の3基地から空自機が発進した。
 
 結果的に領空侵犯にはならず、日本海上空で引き返し、目視や写真撮影ができなかったが、レーダー記録から北朝鮮の基地への離着陸が確認されたという。それ以外の詳細については防衛上の理由から公表していない。
 
 北朝鮮はこの時期以降、日本海でミサイルを発射するなど、その愚行は国際社会を挑発するかのごとくである。国連安保理も制裁措置を執るべく最終調整に入っているが、時を同じくして金正日総書記が膵臓ガンである報道が伝えられた。消息筋の話としているが、完全な裏付け等はなく「諜報水準だ」と韓国などの情報当局は伝えている。
 
 諜報水準といわれても信ぴょう性のある内容に感じる。火のない所に煙は立たないし、”弱っている北朝鮮”を挑発行為の繰り返しで隠しているようにも感じる。挑発行為をすればするほど、北の焦りが垣間見える。金総書記が病魔に冒されているのだとすれば、衰退するその国を誰が支えるのかが気になるところだが、それ以前に北は国際社会の包囲網と対峙しなければならない。その”体力”があるのかどうかが気になるところだ。
 
 そうした国が「これまでの国策は正しくはなかった」と方向転換するときが来るのであろうか。悲惨な歴史や経済不況を経験すると、そこから学ぶことも多いはずである。歴史では多くの失敗を人間はしてきた。過去から学ばずに別の手段で政策をするのであれば、過去に対する今も、未来にとっての今も、全くの無意味である。
 
 
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★ 北朝鮮に8回スクランブル 4月のミサイル発射前後に(産経新聞・09/7/16)
★ 空自機:10年ぶり緊急発進 4月の北朝鮮ミサイル発射前(毎日新聞・09/7/16)
★ 北朝鮮、弾道ミサイルを発射 日本上空を通過(本ブログ・09/4/5)
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