横須賀海保基地に「たからのちず」漂着

 神奈川県の横須賀海上保安部に、「たからのちず」がペットボトルに入れられているのが見つかり、同保安部が差出人を捜している。地図には「こたつ」「テレビ」「なつベッド」「ゆうたへや」など、部屋の間取りが描かれており、同本部では「3人兄弟」ではないかと見ている。部屋に散らばった3つのドクロマークは「たからのしるし」という。
 
 同保安部は「職員がほのぼのと和むことができた」として「差出人が見つかったら、ささやかなお礼をしたい」としている。(問い合わせ先:横須賀海上保安部・046-861-8366)
 
 かつてこのブログでも似たような事案を取り上げた。1つは福井県内の小学生が「この手紙を見た人はお友達になって!」とワインボトルに入れた手紙が700キロ以上離れた秋田県の海岸に漂着した話。もう1つは、下関から海流調査用として流されたビンが青森県で発見されたというもので、漂着するまで実に29年の歳月が経っていたというもの。
 
 メールが普及して、あまりに早く伝達できるようになった便利な時代である。しかしそのメールも送信先を間違えたりすると、情報の漏洩などの問題がはらんでおり、「送信ボタン」をクリックするには要注意である。手紙というのは、出す相手のことを思って時間をかけているものであり、それが分かるから受け取る方も嬉しいものである。そして、簡単に捨てようと思わないのも紙の手紙である。
 
 宝の地図とは存在しないようなものかもしれないが、かくれんぼが楽しかったように、「あるかもしれない」という期待と冒険心に満ちた時間というのは楽しいものだ。危険な任務も多い海上保安部。海上での行方不明者の捜索は宝探しよりも緊張を強いられることだろう。ゆえに、今回のボトルレターは海保の職員を和ませたに違いない。それにしても「たからのしるし」には何が隠されているのだろう。
 
 
☆ 港に停泊している船は安全である。しかし、船は港に停泊するために造られたわけではない(グレース・ホッパー)
 
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★ ペットボトルに「たからにちず」 横須賀海保基地に漂着(朝日新聞・09/5/8)
★ ボトルレター、700キロの旅(本ブログ・06/12/15)
★ 29年前のビンが漂着 青森(本ブログ・08/1/30)
 
 

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