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雑誌の売り上げがホームレスに ビッグイシュー日本版

 1991年にイギリスでホームレスの自立支援に創刊された「ビッグイシュー」。日本では03年から創刊されたという。日本版は一冊300円。このうち160円が販売員の収入になる。販売員はホームレスの人たちで、行動規範を守ることで登録ができる。
 
 行動規範というのは、「割り当てられた場所で販売する」、「ビッグイシュー」のIDカードを提示して販売する」、「どのような状況であろうと、ビッグイシューとその販売者の信頼を落とすような行為はしない」などがある。
 
 路上生活を送る男性(51)は、月曜から土曜までJR大阪駅近くの路上に立ち、1日に20〜25冊を販売する。「初めて路上に立ったとき、中学生くらいの子が『おじさん、寒いでしょ』と使いかけのカイロをくれたのが忘れられない」という。
 ビッグイシューは、12都府県で120人が販売しており、最高齢は76歳の男性だという。12月には、雑誌で一番の人気のコラムをまとめた単行本「世界一あたたかい人生相談」を出版。2ヶ月間路上で先行販売し、3000部近くが売れた。ホームレスは1冊売るごとに定価の半分、700円を得る。
 
 ビッグイシューはお金を稼ぐことが目的ではない。貯まったお金で今の生活から脱出することが目的だ。登録した800人の約1割が路上生活から脱出したという。
 
 世界的な不況のあおりを食らい、ホームレスのみならず苦しい生活を強いられている人たちが多くいる。せめてこの雑誌を買うことで、そうした人たちの心の支えになれればと切に思う。いまホームレスの人たちが置かれている状況はビッグイシュー(big issue)=大問題であるが、私たちが協力することで、この雑誌がビッグイシュー(big issue)=大量発行となればよいと思う。
 
 よりによって今年はやけに寒い。せめて暖冬だったらよかったのに。
 
 
☆ 貧しい人たちは、お金を恵まれるよりも食べ物をあたえられるよりも、なによりもまず自分の気持ちを聞いてほしいと望んでいる(マザー・テレサ)
  
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★ 人とつながり「百円玉に重み」=雑誌売り、再スタート ホームレス、師走の街で(時事通信・08/12/28)
★ ビッグイシュー日本版
★ 厳しい冬、連帯の「豚汁」 東京・山谷で共同炊事始まる(朝日新聞・08/12/28)
★ ”トヨタの街”炊き出しに長い列 年の瀬ルポ(産経新聞・08/12/28)
★ 家賃滞納、公共料金も支払えず、夜逃げする低所得者の実態(産経新聞・08/12/28)
 
 

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