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難病で移植手術の男児 死亡

 
 生まれつきの難病「ヒルシュスプリング病類縁疾患」のために米国で移植手術を受けていた名古屋市の男児(9)が米国の病院で呼吸不全のために死亡した。
 支援していた団体である「男児を救う会」の代表らに入った連絡によると、現地時間の8月22日ごろから容態が悪化、ニューヨークのコロンビア大学医療センターのPICU(小児集中治療室)に入り、その後は人工呼吸をつけていた。9月26日の誕生日あたりから、容体がさらに不安定となり、のちに主治医の判断で投薬を中止した。
 
 男児の病気は臓器が機能しないというもので、2月に渡米して小腸、大腸、肝臓、膵臓、胃の同時移植に成功した。しかしその合併症で、皮膚がただれて全身から出血するなどして苦しんだ。
 治療費の募金を呼びかける記者会見では、車いす姿で「ハンバーガーを食べたい」と自ら訴えた。募金は共感を呼び、16日間で目標額の1億2千万円を超えた。救う会の代表で、同じく難病の娘を持つ男性は「生きたくてあんなに頑張ったのに、残念というより、悔しい」と会見で涙した。
 移植成功後に初めてハンバーガーを食べることができたという男児。最期は母親が数時間だっこして腕の中であったという。
 
 「ハンバーガーはおいしかったのかな」と考えながら、なんの困難もなく食にありつけることのできることに感謝してハンバーガーをかじった。
 
 
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★ 難病・移植手術 男児逝く ハンバーガー食べたよ(朝日新聞・08/9/29)
 
 

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