振り込め詐欺 現金引き出し役の写真公開 千葉県警

 千葉県警察本部は、県内で発生した振り込め詐欺事件で現金を引き出した男の写真を公開した。振り込め詐欺事件での写真公開は初のケースとなる。県警では「アルバイト感覚で若者が犯行に加わっている現状に警鐘を鳴らしたい」としている。男は20代前半のようである。
 
 全国の警察本部で把握している振り込め詐欺事件の被害額はすでに100億円を突破しており、ATM付近での携帯電話の禁止、ATMで顔をマスクなどで隠して操作するのをやめてもらう、そういった対策が施されるようだが被害が後を絶たず、打てる手段は何でもやってしまおうという警察の意気込みが感じられる。
 
 前にも書いたことだが、容疑者の写真を積極的に公開すべきではないだろうか。凶悪な事件となると公開されるようであるが、そうでもない限り容疑者は情報の一部として文字の羅列でしか把握できない。氏名が公表されても今ひとつピンと来ないところがある。
 
 この写真のように、公開されることでこちら側も事件を認知する感覚が大きい。ネットも含めた情報があふれると、事件が本当に発生している感覚が薄れてくる。一つ一つの事件の容疑者の写真が公開されれば、犯罪の抑止力になりうるかもしれない。
 
 容疑者段階での顔写真の公表は人権問題と絡んでくる可能性がある。それが誤認逮捕などであればなおさらだが、その時は報道機関が訂正すればよいと思う。テレビでも新聞でも強力なネットワークはこういうことに力を発揮すれば、正義というのは廃れることがないような気がする。
 
 振り込め詐欺の被害者は社会的弱者が多い。コツコツと貯めたお金があっという間に闇に消える。振り込め詐欺のみならず、日本での犯罪は割に合わない、そう犯罪者に思わせるべく、積極的な犯罪報道に期待したい。
 
 
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★ 「振り込め」で写真公開=全国初、4件引き出し役ー千葉県警(時事通信・08/7/16)
 
 

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