サザン、無期限活動停止へ

 
 スッパ抜いたのが東京スポーツだったから「うそだろう」と思っていたが、サザンオールスターズが30周年を迎える今年いっぱいで活動を休止すると発表した。ホームページによれば、「30周年を大きな節目として捉え、各々がそれぞれのペースと自分自身に見合った環境の中で、音楽活動はもとより今後の人生そのものをより一層充実したものにさせていただきたいという、かねてからの思いを尊重した結果であります」とある。
 
 この話題が出る前にちょうどサザンのDVDを観ていた。2003年に全国で行われた「SUMMER LIVE 2003」だ。1万円ほどしたこの商品はDVDとしては高価なほうであるが、どうしてもライブが観たかったので買った。北は札幌から南は沖縄まで、サザンらしい楽しいライブはファンを魅了している様子がよく分かり、何といっても楽しそうである。
 
 2000年に桑田佳祐の故郷である神奈川県茅ヶ崎市で初めて「茅ヶ崎ライブ」を行った。この時は有志が実現に向けて5万人の署名を集め、駅周辺の商店街などもサザンの横断幕を掲げて盛り上げた。当時の市長もライブの実現にむけて奔走した。会場になった茅ヶ崎公園野球場は、国道134号線沿いにあり地元警察も出動し交通整理に当たるほどの混雑となった。この状況はマスコミ、とりわけ通常取り扱わない一般紙社会面でも取り上げられるほどであった。
 
 2003年の横浜国際競技場で行われたライブ中に、桑田佳祐は茅ヶ崎の前市長である添田高明さんに触れた。「前の市長であった添田高明さんがちょうど三日前に亡くなりました。茅ヶ崎ライブの実現に向けてご尽力いただきました。ご冥福をお祈りします」。このこと以外にも「25周年というと、たくさんの人と出会っていろいろ教わった。これからもそつのあるプロ集団ではなく、音楽ファンとして活動していきたい」とファンの前で話した。
 
 サザンが凄いなと思っていたことが1つある。複数人で構成されて、これだけ息の長いバンドは他にないということだ。長く続けていればスランプもあるかもしれない。それでも支えになるのは音楽に対する他ならぬ情熱、そしてステージに立てばお客さんの笑顔が見られることであり、ミュージシャン冥利に尽きるに違いない。そして前述の茅ヶ崎ライブ実現に向けて動いてくれた人たち。こうしたことを考えれば簡単に解散するわけにはいかないであろう。
 
 充電を終えてひょっこり復活しても、飾り気のないメンバーだから違和感がない。それにぜひ期待したいと思う。
 
 
☆ 一夜にして成功するには、20年の歳月を要する(Eddie Cantor)

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★ ショック・・サザン活動休止へ デビュー30周年節目に(産経新聞・08/5/19)
 
 

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コメント

  1. mama より:

    初めてサザンを耳にした時、
    なに、コレって!!と
    新鮮なちょっとしたショックを感じました。
    初志貫徹、私等世代の頑固さと、
    何でも受け入れられる柔軟性をシッカリ持った、
    素敵なバンドです。
    また、シレッと何気に再開するんじゃないかしら。

    そうそう、ウチの息子が結婚しました。
    穏やかな良い結婚式でした。ジガ自賛!

  2. Nono より:

    ●mamaさん●

    老若男女に受け入れられているグループですから、
    休止宣言はビックリですね。
    でも、地元の人は必ずしもファンではないようで(当然ですが。)

    息子さん、ご結婚ですか。おめでとうございます。
    私もどうにかしないと。。でも、いないんです。。。

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