人々がブログを書く理由

 
 ブログを書き始めた理由は自然の流れであることを前に書いた。それでも時々聞かれることがある。「何でブログを書くの?」。それに対する答えは簡単で、書くのが好きだからである。そもそもこの類の質問は少々妙である。
 
 一般に、音楽活動をしている人になぜ音楽やっているかは聞かないし、絵を描く人にその質問をする人も少ない。どんな創作活動でも「嫌で嫌で仕方ないがやっている」という人は稀であろう。そうしたアーティスト達の根底にあるものは自己満足だ。頭にある感覚を形にしたいから必然的に活動することになる。あわよくば、それらの作品が人に触れられる事があれば嬉しいことであるに違いない。
 
 しかし、この作業を続けて行くにはジレンマがある。食べていかなければならないので、1日の時間全てを自己満足に費やすことは往々にして困難であるということだ。それを仕事とすることができれば幸せかもしれないが、今度はそれらの作品が売れないと生活できないという事態に直面する。そうなると、彼らの一部は商業的成功を意識して作品制作に取りかかる。これは恐らく辛い作業に違いない。
 
 そうしたアーティストではなくても万人に共通するものがある。例えば人に話を聞いて欲しい人がいる。話すほうは自己満足であるが、相手に理解してもらえるように話を進める。こうした行為はアーティストの根底にあるものと全く同じものだと思う。
 
 本当に人を感動させる文や絵も音楽も、決して単なる勝手な自己満足で終わることはなく、相手に伝えたいというささやかな思いやりが作品に散りばめられているものである。
 
 
☆ いや、こちらが与えにゆくんです 。(岡本太郎・海外で個展を開く前、「今度あちらへ行かれて、何を得てこられるのでしょうか?」と尋ねられ)
 
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