ブラインドタッチをどうやって覚えた?

 
 高校の時、必修クラブで英文タイプ部に所属していた。タイプライターを使うクラブである。タイプライターに興味はなかったが、英語が好きなので英語に関係するそのクラブを選んだ。それ以前にパソコンは持っていたが、両手の人差し指で素早く打っていた。ローマ字打ちではなくカナ打ちであったゆえ、タイプライターのおかげで今のブラインドタッチがある。
 
 タイプライターも独特の味がある。パソコンのそれに比べると少し重量感のあるキーは、感覚でいうとピアノくらいのものかもしれない。英文を打っていてチーンと音が鳴ると改行の合図だ。レバーをガッシャンと左に寄せて文字を打つ。メカニックな感じが打つことの面白さを助けた。メーカーはオリベッティ。
 
 自宅にパソコンを持っていない人は、職場でブラインドタッチを覚えることもあるだろう。パソコンスクールもある。職場で自宅にパソコンのない人がいて、その人は東芝のルポというワープロで覚えたそうだ。古い友人曰く「大学にワープロでレポートを出す学生は羨望の眼差しで見られていた」と語る。
 
 時代はタイプライターからワープロへ、そしてパソコンになった。パソコンをしていると必然的にアルファベットに出くわすことになる。国際標準であるローマ字打ちがお勧めなのはいうまでもないが、妹は仕事を辞める数年前までカナ打ちでやり過ごしていた。ある意味すごい。
 
 カナ打ちといえば、ケータイのそれはメールを打つときに役立っているが、一人だけ「ポケベル方式」でやっている友人がいて驚いた。「あ」は「11」、「い」は「12」、「か」は「21」という具合である。「こっちの方が速いじゃない」と言って譲らない。
 
 ブラインドタッチという言葉が差別的であるとし、「タッチメソッド」という言葉が誕生した記憶があるが、どこへ行ってしまったのだろう。ここは素直に英語の「タッチタイプ」を使った方がいいような気がする。
 
 ちなみに、typewriter(タイプライター)という単語は最上部の一列だけで打つことができる。このブログをパソコンでご覧になっているかた、視線を落としてキーボードを確認してみてください。
 
 
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コメント

  1. mitome より:

    >職場で自宅にパソコンのない人がいて、その人は東芝のルポというワープロで覚えたそうだ。
    今、仮にその方の名前を「スーさん」と呼ぶことにして、私も知ってるいる人のような気がしてなりませんww

    >ちなみに、typewriter(タイプライター)という単語は最上部の一列だけで打つことができる。
    ほんとだw
    この列って、ホームポジションのちょうど真上にあって、打ちやすいんですよね。

  2. mama より:

    オリベッティのタイプライター!
    な、懐かしい響き!
    若い頃、憧れていました。赤いバケツ!!
    タッチタイピングは、教えて頂いた時には、
    きっちり出来ていましたが、
    今は、自分流になっちゃっています。
    早速typewriterと打ってみました。なるほど。

  3. Nono より:

    ●mitomeさん●
    その通りです(笑)>スーさん

    なんか、PCのキー配列が微妙にずれているのもタイプライターの名残みたいですね☆

    ●mamaさん●
    懐かしいですよね~。オリベッティ。もちろんすっかり使うことのなくなったタイプライターですが、懐かしいです。最近は打つ時間が遅くなってしまいました・・・。

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