言葉のリサイクル

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病院に行けない救急車

 
 ファーストフードでバイトをしていたとき、店内のお客さんの具合が悪くなり救急車を呼んだ。が、パオーンとサイレンを鳴らしてきたのは消防車であった。5、6人の隊員が降りてきた。
 
 「あ、あの・・あちらのお客様です」
 「ごめんなさいね、救急車の数が足りなくてとりあえず来ました」
 
 お客さんに近寄り大丈夫かと声をかけるオレンジ服の隊員。しかしなす術はない。外に目をやり、救急車の到着を待っているのである。消防隊の到着から10分後に救急車の到着だ。見ているこちらもホッとした。
 
 同じ所で熱中症で倒れたことがある。救急車は来たのだが今度はなかなか出発しない。意識を取り戻して名前を聞かれていると外で同僚が「どうして早く動かないの?」と声をあげていた。どうやら病院がなかなか決まらないようだ。結局、以前入院したことのある病院に搬送されることとなった。
 
 本当に具合の悪いときの救急車の存在はとてもありがたい。1秒が長く感じるのでピーポーピーボーのサイレンが聞こえると安心する。しかし昨今病院の受け入れ拒否などでなかなか救急車が動かない。病院も病状に対応できる医師がいなければ積極的に対応できない、担当医がいても手がふさがっているなど、救急医療の現場は深刻になってきている。
 
 こうなると救急体勢に頼るより前になるべく防げることは防ぐことであろう。軽度の症状であれば、通常の外来で対応してもらう、突発的な事故は仕方がないとしても普段から健康に気を使う。
 
 そんなことを考えると、わざわざ自分や他人の命を危険にさらす暴走行為や飲酒運転は許すことができない。
 
 
☆ 人生は道路のようなものだ。一番の近道は、たいてい一番悪い道だ。(ベーコン)
 
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★ 「救急隊も、つらいんです」現場から動けぬ救急車(産経新聞・08/1/22)
 
 

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