大学のレポートは無くせばいい

 
 千葉県警生活経済課は、東京ディズニーランドのパレードを撮影しDVDにして販売していた男女を著作権法違反容疑で逮捕した。以前、ダンスの振り付けが著作物と認定されたことに触れたが、そうしたことを踏襲する内容となっている。パレードや振り付けが著作物ということがこれではっきりした。
 
 著作権というのは、著作物を作った瞬間から発生する権利であり、どこかに届け出る必要がない。ノートに書く日記もこのブログも楽譜もすべて著作物だ。著作物の権利が侵害された場合は当局に訴え出る必要がある。
 
 大学でレポートを作成する際の注意事項が伝えられる。盗作は停学などの処分を行う、引用などの参考文献はそれを明示すること、と。インターネットの普及に伴い、他人の書いた文章を引っ張ってきて体裁よく文章を整える学生が増えてきた。
 
 こうした”カンニング行為”よりも嘆かわしく思うのは、自分の言葉で文意を人に伝えられない事である。早稲田大学では1年時に「日本語講座」を全学生に受講させることを決めた。ゼミなどで何を主張しようとしているか分からない学生が多いことを、教授陣が嘆いていることによる。
 
 自分の意見をオリジナルの著作物として公にしたいものである。ついでながら、盗作レポート防止策として、期末にはレポートではなく教場試験を実施したほうがいいのではないか。その方が学生も本気になって勉強するだろう。
 
 
☆ あの言葉はもちろん、思わず口からこぼれたのだが、思わず言っただけによけい重大なのだ (『カラマーゾフの兄弟』・ドストエフスキー)
 
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★  新入生に「日本語の文章講座」、論理的思考力を育成…早大(読売新聞・07/10/19)
 
 
 

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