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法相「友人の友人がアル・カイーダ」

 
 鳩山法相というのは、どうも立場をわきまえないで発言するくせがあるようだ。日本外国特派員協会での記者会見で「友人の友人がアル・カイーダだ」などと発言した。これでは法相自身が何らかの形で、テロ組織と繋がりがあるのでは、そういう不信感を抱かれても仕方ない。それも外国特派員協会での発言だ。
 
 法相いわく、「見聞きしたことを申し上げただけ」としているが、何でも言えばいいというものではない。大臣の発言というものは社会を右に左に動かすことにもなりかねないのである。軽率だといわれても仕方がないだろう。実際には「友人の話の真偽の程は分からない」としているが、いらない失言が多すぎる。
 
 日本は国際テロ組織のターゲットにはなりにくい。それは島国であるし、外国人が不審な行動をとっていれば分かりやすい点も挙げられる。警察官の友人いわく、「むしろ、テロ組織よりも不良外国人の対処が重要」とし、「鎖国したほうがいい」とまで言い放った。それは極論にしても、不良外国人の刑法犯は年々増加している。明らかに法を犯す目的で来日しているものもいれば、真面目に生活するつもりが犯罪に手を染めてしまった者もいる。
 
 後者の場合、住んでいる自治体の外国人へのサポートが重要となる。孤立させないで、地域と共生を目指すことは、真の国際化にとって重要なことである。しかし、国際的な場面での法相の発言は何とも情けない。本当にアル・カイーダとの接点があるのであれば、のんきにしている場合ではないだろう。
 
 
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★ 鳩山法相のアル・カーイダ発言に批判相次ぐ(読売新聞・07/10/31)
 
 

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