Back to the 30’s

 毎日新聞社のサイトを見て驚いた。30年代の写真が並んでいるのだが、その中に「国会議事堂と洗濯干し」というタイトルが付いた写真がある。文字通り国会議事堂前で洗濯物が干されているのである。今では到底考えられない光景だが、当時は近くに人が住んでいたのだろう。
 
 今では見ることの出来ないバラックが並んだ写真。無くなってしまった都電が走っている日本橋付近。日比谷公園上空から見た皇居外苑と丸の内ビジネス街、欧州風の建物が並びなかなか情緒がある。超満員のビアホールの写真はカラーであり、ネオンがきれいだ。
 
 当時から密集した東京の街並みだが、現在のような高層建築物が少ないこともあり空が広い。「都市化が進む東京都下北多摩郡」はカラー写真。キャベツ畑の遠くに建築中の平屋建てが見える。この年代の生まれではないが、東京は畑が多かった。都区内西部で育ったこともあり多くの畑を見て育った。信じられないことに牛舎も近くにあった。
 
 ふと、踏み入れたことのない30年代に行ってみたくなった。温暖化は考えなくても済むであろうし、メンタルヘルスで悩む人もきっと少ない。カラスは夕方にしか現れず、子供は安心して遅くまで屋外で遊ぶ。交通戦争があるかもしれないが、空気清浄器が必要なほどではないだろう。
 
 決して懐古主義ではない。都会に長く住んでいると忙しい流れに乗るのも楽しいものだ。その一方で時の流れがゆっくりしていて秒針に急かされることのない空気にも憧れる。昭和30年代の写真たちが色あせて見えなかったのは気のせいだろうか。
 
 
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