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当て逃げ動画公開で、容疑者送検

 以前、ファーストフードでバイトをしていたとき、酔っぱらいが失禁してどうにもならない状態で、110番した。電話向こうの警視庁通信司令センターの警察官は「おたくが飲ませすぎたんでしょう」と言ってきた。
 
「いえいえ、うちは飲み屋じゃなくて、ファーストフード店です」
 
ということで、警察官3人が来て酔っぱらいを表に出してくれた。
 
 困って警察に連絡しているのに、こちらの不手際と決めつけられるのは何とも不愉快である。
 
 都内で一台の車が当て逃げされた。この時被害車両はカメラを搭載しており、一部始終が記録されていた。見る限り、被害者に落ち度はない。それどころか当て逃げする前の加害車両は、ハイビーム(ライト上向き)などの嫌がらせをしていた。当て逃げした車両は赤信号を無視して逃走した。
 
 被害者はビデオを元に、警視庁竹の塚署に被害を訴えたが、「相手の気に障る運転をしたのではないか」と取り合ってもらえなかった。
 
 納得のいかない被害者は動画投稿サイト「You Tube」に一部始終をアップロード、反響が起きた。加害者のナンバープレートから、車所有者の氏名・住所・勤務先までネットで流れた。さらに、勤務先が車の修理工場だったことから、さまざまな憶測まで流れ、会社のホームページは一時閉鎖された。結局は警察がこの会社の従業員を道交法違反で書類送検、従業員は懲戒解雇処分になっている。
 
 防犯カメラなどはやはり威力を発揮する。この証拠映像がなければ、そしてネットがなかったら警察は動かなかった。しかしなぜ警察は動かなかったのだろう。幸い被害者にケガはないが、下手をすれば大事故になっていた。身近にある小さな事案を解決することが、庶民の体感治安をよくする方法である。
 
 
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★ 当て逃げ事故映像、ユーチューブ公開で摘発(読売新聞・07/8/2)
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