特攻時の日米元軍人が対面へ

 
 日系アメリカ人、リサ・モリモト監督がメガホンをとった「特攻」という映画が21日から上映される。この映画を撮るに当たって、元特攻隊員4人と米国元軍人5人が監督からインタビューを受けている。
 
 元米兵は駆逐艦に特攻隊が衝突する瞬間、「日の丸の鉢巻きが見えて、死ぬほど怖かった」という。そんな元米兵が完成した映画を見て「同じ人間として(特攻隊員に)あってみたい」と思うようになった。
 
 話を聞いたモリモト監督が、元特攻隊員に話を持ちかけたところ、同じ心境であったと快諾。元特攻隊員は鹿児島市の浜園重義さん、川崎市在住の江名武彦さん(ともに83)。「80歳まで生きられたことに感謝し、平和の実現に少しでも役立ちたい」という浜園さん。
 
 平和のため、という大義名分のために行われる戦争は、悲惨な結果を常に残すことになるが、世界ではそうした戦闘や紛争が後を絶つことはない。
 
 元米兵のユージーン・プリックさんとフレッド・ミッチェルさん。ユージーンさんは「友人」とも読め、フレッドさんは「フレンド」みたいだ。命をかけて敵対していた日米の元軍人は、平和を願い友達として再会する。
 
 「二度と戦争を起こしてはならない」という言葉は、命をかけて闘ってきた人たちから頂いた金言であり、歴史の教科書そのものである。
 
 
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★ 特攻62年後、元隊員・米艦乗組員が対面へ(読売新聞・07/7/10)以下一部引用

 太平洋戦争末期の1945年5月、沖縄戦で特攻機の攻撃を受けて沈没した米駆逐艦の乗組員だった元米兵2人が、今月末に来日し、鹿児島市在住の浜園重義さん(83)ら元特攻隊員と対面する。同じ時代に、家族を愛する気持ちと、死の恐怖をともに感じながら戦った日米の元軍人。戦後62年を経て初めて対面することになったきっかけは、「特攻」をテーマに日系2世の女性監督がメガホンを握った映画にお互いが出演したことだった。
(中略)
 映画では、2人を含む元米兵5人と浜園さんら元特攻隊員4人に、監督のリサ・モリモトさん(39)(ニューヨーク在住)がインタビュー。特攻機激突の瞬間を記録した貴重な映像にアニメーションを加え、「特攻」とは何だったかを考えさせる作品に仕上げている。

 
 
 

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コメント

  1. kotton33 より:

    原爆がいけないとか、仕方ないとか
    テロがいけないとか、虐殺がいけないとか

    そういうことじゃなくって
    戦争そのものがいけない。

    世界から戦争はなくならないと思っても、
    人間だから仕方ないと諦めた瞬間に、戦争を受け入れることになっちゃう!
    やっぱり、ワタシは NO WAR を訴え続けなきゃいけないと思う。

  2. Nono より:

    >kotton33さん

    諦めないで、声を出している人がいる限り、戦争が正当化されることはないでしょう。

    そして、それが起きる回数がゼロになることを祈りつつ、声を上げていきましょう!

    身近にある平和に感謝しています。

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