新幹線N700系に防犯カメラ

 防犯カメラというと、銀行や郵便局に長い歴史があるのではないだろうか。ATMで人の金を引き出そうとすれば、かなり鮮明にその顔が映し出される。マンションの入り口やエレベータにも設置され、不審者の出入りを抑止する働きもある。

 しかしながら、カメラが設置してあることが分かっていても、犯罪行為は減ることがない。それでも、事件発生後の動かぬ証拠として採用され、その後の裁判で有効活用されている。近年では街頭にもカメラは設置され、素行不良者排除の役割を担っている。

 こうした監視カメラに反対する向きもある。プライバシーや肖像権の侵害というものだが、それをいうなら街頭でビデオカメラを回すことすらできなくなる。監視されている意識と防犯意識の違いであるが、監視されていると言えば交番もあってはいけなくなる。

 新幹線の一部に防犯カメラが設置されることになった。これに対して反対派は「列車内で犯罪が頻発しているわけではないので、カメラは不要」ということだ。しかし、頻発してからでは遅いのである。特急列車内の暴行事件も多くの人がいたのに助けられなかった。

 近所の付き合いのあったむかしは、街から不審者を追い出すことができた。しかし、人間関係が希薄になっている昨今、物理的に監視の目を増やすのは、この防犯カメラに託すしか方法が無くなってきている。
 
 
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★ 監視する新幹線 N700系全ドアにカメラ60台(朝日新聞・07/6/8)
 
 

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