「天下一品」というラーメン

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会社が倒産し、所持金は3万円あまり。いろいろな人々の協力もあって、やっと第1号店を出店した。屋台の「天下一品第1号店」は順風万帆ではなかった。
 
 開店すると数人の男が現れて「ショバ代を払え」。「お前らに払う金があったら、客にチャーシューをつけたるわ!」。殴られ、屋台は壊されたが、金が取れないことが分かると、男達は姿を消した。
 
 スープを作る鍋が無く、ガソリンスタンドの一斗缶を使ったり、お金が無く布団を質屋に持っていったときは「そんなものはいらない。でも、金は貸したる」。スープの作り方は中国人のおじいさんに教わる。妻子が離れていく・・。
 
 そうした困難を乗り越えて出店した京都第1号店は満席となった。ここのスープは独特のコクがあるが、聞いたところによると野菜のカブを使っているらしい。
 
 こうしたいわゆる「雑草物語」を好む傾向にあるが、その道は決して平坦なものではない。世間に踏みつけられても、枯れることなく、わずかな水をチャンスととらえて、見事に大輪の花を咲かせたのである。
 
 
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