贈る言葉

 1年間だけ在籍していた小学校3年生の春。都内の小学校に転校が決まっていた私に男の担任の先生が声をかけてくれた。「せっかくみんなと慣れたんだし、転校が嫌なら俺の家に一緒に住むか」。
 
 この先生は普段からビンタを食らわすおっかない先生で、今なら体罰教師となっていたかもしれない。そんな先生からの温かい言葉だった。
 
 若気の至りで高校を中退し、1年後に成績証明書をもらうべく学校に行ったとき「ずっとあなたのことが気になっていたのよ」と机の引き出しからすぐに成績表を出してくれた担任だった女性の先生。
 
 人と人をつなぐのは言葉だ。その言葉が重みを持つのは互いの信頼関係が合ってからこそ。うわべだけの言葉では絶対に構築されない。そして、忙しく流れていく日常では、お互い言葉をかける事すら難しい。
 
 卒業は人生の1つの節目であり、終わりではない。それを分かっていても、別れの時期は寂しいものである。卒業シーズンに先生は何を語り、児童や生徒、学生は何を思うのだろう。どんな言葉を感じることができるだろう。
 
 
☆ 小説家を目指す者がいたら、うたえ、生きることの素晴らしさを。教師を目指す者がいるのなら、まず生徒を信じることです。そうすれば必ず生徒はついてきます。(3年B組金八先生)
 
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★ 卒業式、先生が言った胸に残る感動的な言葉(オリコン・07/3/8)
★ 夕張高校、59人が卒業 地元に残るのは7人だけ(朝日新聞・07/3/1)
★ 惜別(本ブログ・04/9/26)
 
 

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