増える公務執行妨害事件

 
 大阪・大東市の府道で「ローリング族」騒音の苦情通報を受けて府警四条畷署員が現場に向かった。パトカーが車両を追跡すると、一台がバックしパトカーに体当たりした。運転していた男を公務執行妨害の現行犯で逮捕したところ、仲間の男が現れ、署員の体から手錠のカギを奪い、仲間の手錠を解錠し逃走した。
 
 今年に入って警察官が被疑者に向けて発砲する事案が急激に増えている。警察官に抵抗、襲撃するというのが一般の感覚からすると理解ができないが、警察官が容疑者に甘く見られている部分があるのではなかろうか。
 
 その一因となりうるのがいわゆる「警察24時」の類の番組。テレビ用に放映されている映像はならず者が観れば「警察は甘い」との印象を抱かせかねない。実際の警察官はもっと厳しく接しているはずである。
 
 例えば、あるアーケード商店街に週末になると原付暴走族が暴走していた。見かねた管轄署はある日作戦を決行する。暴走族が出てくる商店街出口に多数の警察官を配置。警察官全員、竹刀を手にしている。彼らが暴走してきたところを、気勢を上げ竹刀でめった打ちである。逮捕するのでもなくひたすらめった打ち。こうした法律すれすれのことも行われているのが現実だ。
 
 犯罪者の警察官や犯罪に対する意識が妙に強固になっているところが不気味である。
 
 

 
★ 「ローリング族」大暴れ 仲間の手錠外し逃走 1人逮捕(朝日新聞・06/8/27)
★ 公務執行妨害が増加、「精強な警察」へ装備強化(FBニュースアーカイブス2005#3)
★ 警官の拳銃使用は慎重に(東奥日報・01/12/3)
 
 

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