スルーの精神

 フィギュアスケート女子代表の安藤美姫が会見中に号泣した。なんでも記者が「亡くなったお父さんに、どんな誓いを持って滑りたいですか」という予期せぬ質問に泣いてしまったということである。
 
 人が亡くなるということは一番辛い出来事である。本人の口からそれが出るならまだしも、なぜ本番前にそんな質問をする必要があるのか。人の超プライベートを全く関係のないトリノで聞く姿勢が理解を超える。
 
 安藤美姫はまだ多感な18歳である。これで情緒不安定になって、最高の演技ができなかったら、この質問した記者は責任を取っていただきたい。
 
 そもそも、オリンピックがあるとマスコミは過度な期待を選手にぶつけがちである。報道各社は淡々とそれを我々に伝えて欲しい。結果がどうであれ、真実の姿を見せてくれるアスリートたちに感動しないものはいない。
 
 演出はいらない。それは選手に任せて欲しい。余計なプレッシャーを与えずに、スルー(あえて無視すること。)の精神を持ってしていただきたい。スルーは一番簡単で効果的、そして賢くみえるのである。
 
 
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★ 美姫大泣きで会見打ち切り(日刊スポーツ06/2/20)
 
 

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