言葉のリサイクル

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敬語を敬え・2

 ある店に行ったときのこと。「店員の○○さんはいらっしゃいますか?」
と尋ねたら、若い店員さんが、「○○さんなら、いらっしゃいますよ」という。それをいうなら「○○なら、おります」ではないか。
 
「アイスコーヒーはお一つでよろしかったでしょうか」
「よろしかったでしょうか」症候群だ。
 
 接客業をしていたとき、いわゆる「接客基本用語」を洗脳されるのではないかというほど叩き込まれた。今の店員さんというのは言葉遣いの教育をされていないのだろうか。
 
 ある劇団の主宰者は言う。「敬語をきちんと使える子は、そうでない子よりも表現力が豊かだ」。
 
 丁重語は初対面の人でも親しくなれる、強力な武器になる。人との対話をいい加減にするのは、損をしたことにはならないだろうか。
 
 
 11年前の今朝、兵庫県南部で6000人を超える方が亡くなった。心の中で、悲運に巻き込まれたかたたちを、丁寧な言葉で悼みたい。
 
 
☆ 我らの最大の光栄は、一度も失敗しないことではなく、倒れる毎に起きることにある。(ゴールドスミス)
 
★ 敬語を敬え(本ブログ・05/2/3)
★ 「普通に」はフツーにあり得ない(本ブログ・05/1/29)
 
 

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