言葉のリサイクル

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子供を守るという意識

 幼稚園の時、近くに住む同級生が集合して、幼稚園の送迎バスを待っていた。そこは道は狭いが交通量が結構ある。そこで友達と追いかけっこしていた私は自転車に「はねられた」ことがあった。
 
 鼻血は出るし、頭がガンガンして、泣きながら母に付き添われて帰った記憶。その「事故」をきっかけに、送迎バスはうちの至近距離にある公園に路線変更してくれた。
 
 茨城でまた子供が犠牲になった。こういう事件を防ぐ手段としては、もはや親御さんや学校の送迎バスでもないとダメなのでは、と感じる。
幼稚園児の数に比べると、小学生の数は多いから、一概にバスでさばききれるかというと問題があるが、車がある家庭であれば送迎するのも一つの考え方ではないだろうか。
 
 昔から子供を狙う犯罪はあった。しかし多くは身代金目的誘拐で、今のように性的嗜好の偏った者による犯罪は少なかった。ピンクレディが全盛期だった頃、彼女たちのグッズが飛ぶように売れていた。このグッズを「あげるから、ついておいで」という誘拐未遂事件が多発したことがあり、彼女たちがテレビで子供に「ついていかないようにね」と呼びかけていたこともある。
 
 そして今、「ついていかないように」と言われても、防犯ブザーを持たされても、判断能力、身体能力が大人に比べて低い子供達に全てを委ねるのには限界がある。前述のように送迎するか、親御さんが無理であれば、友達の親、近所の人、社会が連携して子供を守らなければ、この手の事件は減らない。
 
 報道によれば、不審な人物が、車が、目撃されていたという。結果論だが、この時にとりあえず通報されていれば、職務質問によって事件が防ぐことが出来たのかもしれない。
 
 懐古主義ではないが、昔はタガが緩んでいた。人権意識も乏しい時代。それでものんびり生活できたのは、日本人という国民性もあったのかもしれない。この手の犯罪が米国式に似通ってしまってきている以上、タガが緩んでしまってはいけない。子供には緊張感のないのびのびとした成長を願いたい。その代わり、我々大人が緊張して子供達を守らなくては、日本の将来を見放すことになる。
 
 
☆ 子供には小言を言う人より手本になる人のほうが必要だ(ジョセフ・ジュベール)
 
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★ 栃木・茨城県警察合同捜査本部 殺人死体遺棄事件に関する情報提供のお願い(栃木県警察本部)
★  栃木小1殺害:臨時保護者会 高まる地域の不安(毎日新聞)
 
 

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子供を守るという意識」への1件のフィードバック

  • 勝谷誠彦氏、広島小1女児殺害事件の犯人が「子供をフィギュアの様に扱っている」と発言。
    2005年11月23日放送のやじうまプラスの7時台の放送で、勝谷誠彦氏が広島小1女児殺害事件の犯人を「子供をフィギュアの様に扱っている」とプロファイリングした。
    勿論、「フィギュア萌え族(仮)犯行説」の様に、凶悪な事件が起こる度に何でもサブカルチャーのせいにする

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