台湾勝訴、韓国敗訴

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 日本統治時代に開設された台湾と韓国のハンセン病療養所の入所者らが、日本政府を相手にハンセン病補償法に基づく補償をするように訴えた判決が25日、東京地裁で相次いであった。
 
 それぞれ、別の法廷で行われたが、台湾側が「勝訴」、韓国側が「敗訴」という、司法判断の分かれる結果となった。
 
 台湾側の裁判長は「台湾の入所者をハンセン病補償の対象から除外することは、平等取り扱いの原則上好ましくない」とした。
一方で、韓国側の裁判長は「(96年に)ハンセン病補償法を審議されたときに、外地療養所入所者が補償の対象になることは認識されていない」とした。韓国側原告団は控訴するという。
 
 ハンセン病は、らい菌が末端神経に寄生する事によって引き起こされる感染症だが、1943年に米国医師が治療薬を開発、完治する病気になった。台湾では、この隔離政策を1962年に廃止、韓国でも翌年に廃止している。日本では96年になってやっと「らい病(旧名)予防法」が廃止になり、隔離政策がなくなった。
 
 隔離政策が行われていた当時、療養所内では感染した肢体の切断、断種、堕胎手術が行われた。新生児は殺された。入所者は生きる希望を絶たれたと言っても過言ではない。
 
 人の権利が叫ばれている昨今であるが、入所者が受けた人権侵害はその言葉が薄っぺらくすら感じる酷いものであった。
 
 司法の判断は分かれたが、国はこの判決とは関係なく、やるべき事をやらなくてはならない。原告の入所者の平均年齢は高い。生きる希望を差し上げて欲しい。
 
 
☆ 私は息をしている間は希望を抱く。(中世ラテンの諺)
 
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★ 台湾は原告勝訴、韓国敗訴 ハンセン病訴訟で判決(産経WEB) 
★ ハンセン病(Wikipedia) 
 
 

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