言葉のリサイクル

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ツッパリとナイフ

 俳優の杉本哲太(40)が夜間に都内で、他人の自転車を乗っていたところを警察官に見つかった。本来であれば、「チャリンコドロボー」ということで処罰されるところだが、本人も認め、反省していることから「微罪」として立件しない方針だという。
 
 杉本哲太といえば、かつて黄金時代を築いたツッパリロックバンド「横浜銀蝿」のメンバーであった。今では俳優としてのいい味を画面に出している。
 
 このニュースを知る前に、妹と昔のツッパリについて話していた。
 
「昔はさぁ、ツッパリって中学にいたけど、下級生を脅したり殴ったりする人っていなかったよね。」
 
「1年生の時に、ツッパリグループの1人に声をかけられたときはビクビクしたけど、『Nono君っていうの?1年生?俺、○○っていうんだ。よろしくね~』てな感じで、いい兄ちゃん、という感じだった。」
 
「番長がいて、他校とケンカになりそうなときでも、彼が出ていくだけで収まったこともあった。」
 
 昔のツッパリは、人に危害を与えるというよりはむしろ、不満を社会へぶちまけていた感があった。ケンカするときは素手で取っ組み合い。ナイフなど持っていなかった。
 
 最近では、護身用だの、ファッションだのという理由でナイフを持ち歩く若者が少なくない。それを使って人を傷つけることに躊躇すらない。
 
 反抗期を迎えるこの年代は、誰とて突っ張っていたところがあるかもしれない。とんがり精神は若者に必要なのだ。しかし、突っ張るのに、とんがるのに本物のナイフは持っていてはだめだ。
 
 昔のツッパリはナイフを手にしていなくても、いつもナイフを持っていた。心の中に。
 
 
☆ 臆病者ほど持っているナイフが大きい。(映画 「島の女」)
 
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★ 杉本哲太、自転車持ち去り聴取(Yahoo!NEWS・05/7/28)
 
 

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ツッパリとナイフ」への1件のフィードバック

  • 副署長の次は杉本哲太。またまたちゃりんこ泥棒。
    ▲なんとなくこの人とかぶる
    数日前に警察署の副署長が自転車をかっぱらったニュースがあったばかりですが、そんな小さな男がまたまたいました。
    その名は、なんと杉本哲太。
    杉本さんは7月17日深夜、東京都世田谷区内の路上を拾った自転車で走行し、警察官に職

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