言葉のリサイクル

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架空請求が来た

 
 父宛に封書の架空請求が来た。請求額は約12万円。この請求元のインチキ会社を調べてみてびっくり。住所も会社名も本当に実在するのだ。しかし、父には心当たりがない。
 
 この実在する本当の会社は、ネット上で審査をして融資してくれる。ホームページには問い合わせフォームだけで、連絡先電話番号がないので、104で調べてみた。
 
 すると、インチキ会社記載の電話番号が市外・市内局番までは同じではあったが、下4ケタが違うのである。本物・インチキの両方に電話をしてみた。それは土曜日。両方とも「本日は営業を終了しています」旨の女性のアナウンスだが、本物とインチキだと女性の声が微妙に違う。極めて巧妙である。
 
 本物会社は、あのヤフー関連会社ということも分かった。代表はフジテレビとライブドアの件で「ホワイトナイト」として登場した、北尾CEOである。
 
 インチキ会社はまず、この本物会社のある、東京都○○市以外に本物会社と同じ名前で会社登記をして、ペーパーカンパニーを設立。同じ市内だと同名の会社が作れないからだ。
設立したので今度は都市銀行に登記謄本を持って口座を堂々と開設。
電話番号は本物会社の近くにアパートなどを借りたりして、開設したのだろう。ゆえに、番号は下4ケタ以外は同じ。
 
 速達で土曜日に請求書が届いているところもミソ。土日は営業していない、ということなので、週明けに振り込んでしまう人がいるかもしれないのだ。問い合わせもされることなく。
 
 大体この請求書、元金が105023円とか中途半端になっている。通常、この手の借金するのに端数が出るだろうか。さらには遅延損害金だが、これまで一度も督促がないので、遅延損害金の存在もインチキだ。
 
 お金を貸す側は、時効(消滅時効)が成立しないように、電話やハガキで何度も通達するのが普通である。そうしないと、請求する権利(債権)が消滅する。
 
 とにかく、身に覚えのないものはスーパーの誇大広告くらい意味がない「チラシ」だと思って無視すればよい。このインチキ会社が何万人にこの文書を送付しているかは知らないが、絶対に支払わないように。
 
 
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