言葉のリサイクル

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ビリージョエルがアルコール依存

 
 米国の歌手、ビリージョエルがアルコール依存の治療のために入院、という記事があった。昨年、23歳の女性と結婚したビリーだが、そんなことになっているとは知らなかった。
 
 ビリージョエルといえば、「Honesty」「Uptown Girl」「Tell her about it(あの娘にアタック)」などが有名だ。そんな中、89年に発表された曲「We didn’t start the fire」は変わっている。ビリーが生まれた49年から89年までの歴史的な出来事や彼が影響を受けた出来事を片っ端から列挙して、それをひたすらメロディに乗せて読み上げるというものだ。
 
 例えば、
 
バディホリー、ベンハー、スペースモンキー、マフィア、フラフープ、カストロ、エドセルはだめだ。
 
産児制限、戒厳令下の中国、浜辺に転がる注射器、
 
といった具合に歌っている。
 
アーティストは時に、その思いをメッセージにして、発露の場をメロディに託す。
 
ビリーも退院したら、「アルコールはだめだ」というのだろうか。
 
何事もほどほどに。
 
 
☆酒と女と歌を愛さぬものは、生涯愚者である(ルター)
 
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